ご案内
はじめに
ソーシャルワーク実践の質を担保するためには、スーパービジョンが有効であることは従来から強調されていましたが、多くのワーカーはスーパーバイザーと出会うチャンスがないまま、実践を継続せざるを得ない状況にありました。
しかし近年になって、社会福祉士・精神保健福祉士制度の定着が進み、さらには認定社会福祉士制度が開始されるに至り、ソーシャルワーク領域においてスーパービジョンを受ける機会が増え始め、また制度を超えた形で各地域、領域でも自発的なスーパービジョングルーブができるなどさまざまな展開が始まっています。
そこでソーシャルワーク・スーパービジョンにかかわる(関心をもつ)人たちの情報共有、自己研さんの場として、これまで3回の研究会を開催いたしました。予想を超える数の参加者の方々とともに、スーパービジョン実践についての先駆的な取り組みをお聞きし、情報共有させていただきました。
目的
ソーシャルワークのスーパービジョン実践を促進するとともに、その質を高めることを目的とします。そのためスーパービジョンに関する3つの場(情報提供の場、学びあいの場、支えあいの場)を提供します。
メンバー
- 現にソーシャルワーク・スーパービジョンに取り組んでいる方
- これからソーシャルワーク・スーパービジョンに取り組もうとする方
- ソーシャルワーク・スーパービジョンに関心をもつ方
- 研究会は「実践的」なものにしたいと考えていますので、現場の方もぜひご参加下さい。
内容
参加メンバーの希望によって具体的には考えていきたいですが、理論学習だけでなくそれぞれの実践事例(記録や契約書の書式などといった実務的なものを含む)の共有・蓄積や、ロールプレイによる相互研修なども行えればと思います。
研究会代表:浅野正嗣、小山隆
顧 問:野村豊子、北島英治